肩甲骨が動かないことによるデメリットとは?

2024年07月22日

肩甲骨は、肩関節の動きや腕の上げ下げ、体のバランスなどに重要な役割を担っています。

しかし現代人の生活習慣では、長時間同じ姿勢で過ごしたり、運動不足だったりしがちで、肩甲骨が十分に動かなくなっている人が増えています。

肩甲骨が動かないことによる主なデメリット

肩甲骨が動かないことによるデメリットは以下の通りです。

肩こりや首こり

肩甲骨周りの筋肉が硬くなると、血行不良酸素不足が起こり、痛みやこりを感じやすくなります。

猫背

肩甲骨が外側に開いたまま固まってしまうと、背筋が丸くなり、猫背になりやすくなります。猫背になると、見た目が悪くなるだけでなく、呼吸が浅くなったり、内臓の位置がズレたりするなどの問題が生じます。

運動能力の低下

肩甲骨が動かないと、腕の可動域が狭くなり、スポーツや日常生活での動きが制限されます。

転倒のリスク増加

肩甲骨が動かないと、体のバランスが崩れやすくなり、転倒のリスクが高まります。

その他

その他にも、肩甲骨が動かないことによって

頭痛

・めまい

・眼精疲労

・不眠

・イライラ

・集中力の低下

のような症状も出やすくなります。

 

肩甲骨を動かすためのストレッチ

肩甲骨が動かないことを改善するには、肩甲骨周りの筋肉をストレッチすることが効果的です。

以下に、おすすめのストレッチを紹介します。

腕回し

腕を大きく前に回し、その後後ろに回します。それぞれ20回程度回します。

ポイントは、肘を大きく動かす意識で回すこと。

そうすることで肩甲骨のより大きく動かせます。

肩甲骨寄せ

肩甲骨を寄せるように意識しながら、肩をゆっくりと後ろに回します。

ゆっくりと10回程度繰り返します。

猫背ストレッチ

四つん這いになり、背中を丸めたり、反らせたりします。

ゆっくりと10回程度繰り返します。

 

 

日常生活の中で意識すること

また、日常生活の中で以下の点に意識することで、肩甲骨を動かす機会を増やすことができます。

  • 長時間同じ姿勢を続けずに、適度に体を動かす
  • 猫背にならないように意識する
  • 肩甲骨周りのストレッチを習慣にする

肩甲骨は、私たちの健康にとって非常に重要な役割を担っています。

肩甲骨が動かないことで、様々な問題が生じる可能性があります。

日頃からストレッチや運動を心がけ、肩甲骨をしっかりと動かしましょう。

また、肩甲骨の痛みや動きが気になる方は当院へお気軽に問い合わせください。

酸素の摂取量は〇〇呼吸の方が多い!?

2024年07月17日

こんにちは。

本日は、

 

腰痛改善!

姿勢矯正!!

ダイエット!!!

 

にも期待ができるセルフケア!

腹式呼吸についてお話していきます。

 

呼吸の種類

まず、呼吸は腹式呼吸(ふくしきこきゅう)胸式呼吸(きょうしきこきゅう)に分けられます。

 

腹式呼吸とは

腹式呼吸とは、胸とお腹を仕切っている横隔膜(おうかくまく)という筋肉を動かす呼吸法です。
横隔膜は肺の下にあり、腹式呼吸では横隔膜を下げて空気を取り込みます。

胸はあまり大きく膨らまないので、肺に負担が少ないのが特徴です。

 

胸式呼吸とは

一方、肺の周りの筋肉(肋間筋)を使い、肋骨を広げることにより肺を膨らませる呼吸法が胸式呼吸であり、息を吸うときに胸がいっぱい広がる呼吸法です。

 

二つの呼吸法の違い

このように、腹式呼吸と胸式呼吸の違いは、横隔膜の使い方です。

普段の生活の中で無意識にしている呼吸は、胸の肋間筋(ろっかんきん)を使う胸式呼吸です。

腹式呼吸は、肋間筋と横隔膜を使って空気を取り込みます。

呼吸の役割の一つに、体内の空気の交換があります。

 

酸素の摂取量は〇〇呼吸の方が多い!?

腹式呼吸と胸式呼吸を比較すると、腹式呼吸のほうが横隔膜を3倍〜4倍動かすといわれています。

肺は横隔膜に引っ張られると広がりやすくなり、胸式呼吸よりも吸える空気の量が多いといった違いがあります。

普段、無意識に行っているのは胸式呼吸ですが、意識すれば腹式呼吸を行うことができます。

 

腹式呼吸のメリット

便通の改善

腹式呼吸は、便通の改善が期待できます。

腹式呼吸は横隔膜を大きく動かすので、腹部内の圧力が高まり、その圧力が排便をサポートするのです。

また、腹筋と腸が刺激されるため、便秘で困っている方にも有効です!

 

ストレスの軽減

人は長期間のストレスや、不安や緊張が強くなると運動をしていなくても、息が上がる場合があります。

これは、呼吸が浅くなることが原因です。

緊張して落ち着かない場合やストレスを感じてイライラしているときに、意識的に腹式呼吸を行ってみましょう。

 

リラックス効果

腹式呼吸は、リラックス効果が期待できます。

ストレス軽減と同じように、腹式呼吸によって、副交感神経が優位になり、リラックスできるようになります。


また、睡眠の質を上げたい方にも腹式呼吸はおすすめです。

就寝前はゆっくりと大きい呼吸を数回すると、体がリラックスした状態になり、眠りにつきやすくなるでしょう。

 

ダイエット

近年、ヨガに代表されるように、腹式呼吸を行う運動やダイエット方法が多く見られるようになりました。

内臓や普段あまり使わない筋肉が刺激され、内臓脂肪の減少ダイエットに効果があるといわれています。

また、腹式呼吸をするときに動かす横隔膜は、インナーマッスルの一つです。

ダイエットには、インナーマッスルの強化が効果的といわれています。

 

逆流性食道炎の改善

腹式呼吸は、逆流性食道炎の方の治療法の一つです。腹式呼吸をしたからといってすぐに完治するわけではありません。

しかし、横隔膜が鍛えられて、逆流性食道炎にかかわる下部食道括約筋(かぶしょくどうかつやくきん)が正常に働くようになり、胃酸の逆流防止や胃腸の機能改善につながります。

また、消化機能や腸の動きそのものがよくなるので、胃酸が逆流しにくくなるといった効果が期待できるのです。

 

免疫力の向上

腹式呼吸は、副交感神経を優位にするのでリンパ球数が増加し免疫力の向上が期待できます。

 

腹式呼吸のやり方

腹式呼吸は正しいやり方で行うことが大切です。

お腹に意識をむける

息を吸うときにお腹を膨らませて、吐くときにお腹をへこませます。

ふーっとゆっくりと6秒くらいかけて息を吐ききったあと、鼻からゆっくりと3秒くらいかけてお腹を膨らませるように意識して息を吸い込みます。これを5分~10分程度、繰り返し行います。

慣れないうちは、特に息を吐くことに意識を集中するとよいでしょう。

初めは仰向けがおすすめ

横になることで自然と腹式呼吸ができるので、慣れるまで仰向けになって行い、慣れてきたら座った状態や立った状態で、腹式呼吸を行うとよいでしょう。

正しく腹式呼吸ができているか確認する場合は、下腹部と胸に手をあてましょう。お腹が動き、胸が動いていないかで確認できます。

まとめ

このように腹式呼吸は簡単かつ、様々な効果を得られるセルフケアとなっております。

また、横隔膜だけでなく他のインナーマッスルも一緒に鍛えていくことで、腰痛改善、姿勢、自律神経、ダイエットにより効果が期待できます。

 

当院ではインナーマッスルの施術、トレーニング、指導管理を得意としております。

この機会に一度、身体の内側から、インナーマッスルからお身体を変えてみてはいかがでしょうか。

なぜ『ハイボルト治療』は痛みに即効性があるのか?

2024年04月23日

当院で行うハイボルト治療は、高電圧の刺激を筋肉や靭帯の深部に浸透させ、痛みの軽減や治癒促進などに利用できる『痛み』に特化した電気治療機器です。

即効性があるため、原因の部位を1箇所たったの1分間治療するだけで痛みが緩和します。

そこで今回は、『なぜハイボルトは痛みに即効性があるのか?』3つの特徴について解説していきます。

当院で行うハイボルトの3つの効果

1、筋肉や靭帯の機能を修復する

捻挫や筋肉の損傷など、これまでは固定や安静にすることが多かった症状も、高電圧をかけることで筋肉や靭帯自体を直接修復して「早期回復」できる。

2、神経の興奮を抑える

神経の走行に沿って電気を流すことで、「神経の興奮を抑え、迅速に痛みを抑える」ことが可能。

今まで取りきれなかった痛みが取れる。

3、痛みの原因がわかる

レントゲン・MRIに写らない筋肉や神経の悪い部分、ここに高電圧をかけることによって痛みが治ったところ、変わったところが原因だった、という治療の結果から痛みの原因がわかります
そのため、「検査と治療を同時に行う」画期的な治療法です。

当院のハイボルト治療を行うことによって、

今まで原因がわからなかった痛み

歳のせいだと諦めていた痛み

何度手術をしても痛みが取れない疾患

に対して、新たな道筋が見えるでしょう。

ぜひ、その痛みを諦めずに、当院のハイボルト治療に賭けてみてください。

king of インナーマッスル 腸腰筋とは~その弐~ 

2024年03月29日

こんにちは!
こころ整骨院の丸谷です。
本日も「腸腰筋」についてお話していきます。

 

今回は腸腰筋の場所・機能についてお話していこうと思います。

 

腸腰筋の場所

付着部は腸骨窩・胸椎12番目・腰椎1~5番目から大腿骨小転子まで付きます。

簡単に言うと、腰の骨骨盤の中股関節につく筋肉です。つまり腰の症状、骨盤の歪み、股関節の症状に大きく関係してくると言えます。

 

機能・働き

腸腰筋の主な働きでいうと

 

股関節の屈曲、外旋

足を上にあげる、股関節を曲げる

 

重心を股関節の直上に置く

人間の重心(=釣り合っている点)は骨盤の中にあります。この重心の位置を調整しているのも腸腰筋です。

 

骨盤から上にある内臓、上半身を支える

腸腰筋~その壱~」でお伝えしたように腸腰筋は内臓の保持、上半身と下半身を繋ぐ役割をしています。

 

 

日常生活と腸腰筋

つまり!!!
座っている時(デスクワーク中)や立っている時(家事、電車の中)や歩いている時(営業中)などすべてのタイミングの姿勢を作っている筋肉が腸腰筋です!!

 

内臓症状との関係性

また、大腸・腎臓のすぐ裏を通っていることから内臓の機能にも深く関わってきます。

 

腸内環境の悪化

腸内環境の悪化により、大腸の炎症、毒素の流出(腎臓)が起こります。その結果、近くを通っている腸腰筋の筋緊張をうみます。そして、腸腰筋の緊張、こわばりが便秘や内臓下垂などの症状を引き起こす原因になります。

まとめ

私たちが日常生活で送る中で、腸腰筋は姿勢を保ち、内臓の位置を保つなど重要や役割を無意識に続けてくれています。

この働き者の機能が落ちると・・・

次回は腸腰筋がダメになりやすい習慣・クセについてお話していきます。

 

私の今の腸腰筋の状態を知りたい!!!

そんな方は一度当院で腸腰筋の機能面筋力面を検査してみてはいかがでしょうか。

腰痛持ちの人が筋トレをすると悪化する原因は?

2024年03月6日

 

腰痛は、日本人の8割が経験する国民病です。

近年では、筋トレによって腰痛を改善しようとする人も増えていますが、間違った方法で行うと、逆に悪化させてしまう可能性があります。

 

筋トレで腰痛が悪化する理由

 腰痛持ちの人が筋トレで痛みを悪化させてしまう理由はいくつかあります。

 無理なトレーニング

腰痛がある状態で、いきなり負荷の高いトレーニングを行ってしまうと、腰に負担がかかり、痛みを悪化させてしまう可能性があります。

 

誤ったフォーム

筋トレを行う際に、正しいフォームを意識していないと、腰に負担がかかり、痛みを悪化させてしまう可能性があります。

 

鍛えるべき筋肉が間違っている

腰痛の原因は様々ですが、腹筋や背筋など、腰を支える筋肉が弱いと腰痛を引き起こしやすくなります。
そのため、腰痛を改善するためには、腰周りの筋肉だけではなくて腰を支えるインナーマッスルを鍛えることが重要です。

  

トレーニング後のケア不足

筋トレを行った後は、筋肉が疲労しているため、しっかりとケアをする必要があります。
ストレッチやマッサージなどを行い、筋肉の緊張をほぐし、血行を改善することで、腰痛の予防に繋がります。

 

 

 

 

 

腰痛持ちの人が筋トレを行う際の注意点

痛みのない範囲で行う

痛みを感じながらトレーニングを行うと、症状を悪化させる可能性があります。
痛みを感じたら、すぐに休憩しましょう。

  

正しいフォームを意識する

正しいフォームを意識することで、腰に負担をかけずにトレーニングを行うことができます。

 

段階的に負荷を上げていく

いきなり負荷の高いトレーニングを行うのではなく、段階的に負荷を上げていきましょう。

 

腰痛の原因に合わせたトレーニングを行う

腰痛の原因は様々です。そのため、腰痛の原因に合わせたトレーニングを行うことが重要です。

 

トレーニング後のケアをしっかりと行う

ストレッチやマッサージなどを行い、筋肉の緊張をほぐし、血行を改善することで、腰痛の予防に繋がります。

 

 

 

「なぜ筋トレをして腰痛が悪化するのか?」 を考える

腰痛がひどい場合は、無理に筋トレを行うのではなく、
まずは 「なぜ筋トレをして腰痛が悪化するのか?」 を考える必要があります。

こころ整骨院では患者様に腰痛に対して、
「何が原因なのか?」を問診・検査でしっかりと探っていきます。

なので、患者様1人1人に合わせた腰痛の原因が分かります。

 

 

 

まとめ

腰痛持ちの人が筋トレを行う場合は、無理せず、上記の注意点を参考に、段階的に負荷を上げていくことが大切です。
また、腰痛の原因に合わせたトレーニングを行うことで、より効果的に腰痛を改善することができます。

 

こころ整骨院では「腰痛」の施術を得意としております。

筋トレでの「腰痛」にお悩みの際はご気軽にご相談くださいませ。

 

運動不足で筋トレをしても健康になれない理由とは?

2024年02月15日

“運動不足”から体のコリや痛みを感じていて、それを解決するためにパッと思い浮かぶのが

「ジムに通う」「腹筋や背筋を鍛えなければ」という方も多いのでは?

 

今や筋トレは健康にいい!が常識です。

確かに、健康のために筋トレはとても有効です。

 

しかし当院には、

「ジムで筋トレをしていて腰を痛めた」

「肩こり解消にパーソナルトレーニングに通っているけど良くなった感じがしない」

というような方も来られます。

 

なぜ、このように健康にいいからと始めた筋トレで身体を痛める人がいるのでしょうか?

 

そこには、”運動不足の人が筋トレを始める際に陥るワナ”があったのです。

 

実はいきなり筋トレを始めると、身体は良くなるどころか腰や首・肩の痛みなどを誘発・助長する恐れがあります。

 

というのも、運動不足の人の筋肉は柔軟性がなく硬くなっています。

筋肉に柔軟性がないということは、本来なら伸び縮みするはずの機能が低下してしまっている状態です。

 

このような状態で身体をいきなり動かそうとしても、まともに動くはずがありません。

 

何年も放置した機械が、急にスムーズには動かないのと似ています。

スムーズに動くようにするためには、まずは放置した機械の点検やメンテナンスが必要ですよね??

 

筋肉が使えない状態から→筋トレをする ×

筋肉が使えない状態から→使える状態(柔軟)にする→筋トレをする ○

 

つまり、この筋肉が使えない状態と筋トレの間にある、『筋肉を使える状態にする』ことがかなり重要なのです!

 

ここを省いてしまうから、筋トレをしても余計に悪化したり良くならなかったりするのです。

 

もし運動不足で腰痛や肩こりを治したいなら、いきなり筋トレを始めるのではく、まずは『あなたの持つ本来の動ける身体』を取り戻しませんか?

あなたの持つ本来のコンディションに戻すだけでも、肩こりや腰痛は劇的に改善します。

まずはお気軽にご相談くださいませ。

【回復力UP!】セルフストレッチの重要性とは?

2023年12月27日

 健康でいるためには「栄養」「運動」「休養」のバランスが取れていることが重要と言われています。

 

その中で、疲れた体や痛めた体を回復させるために『休養』が必要になってきます。

 

休養を具体的な行動にすると、ストレッチ・マッサージ・睡眠・入浴など。

 

この中でも、より回復力を高めるためにはストレッチを普段からしているかどうかが鍵になります。

 

 

疲労や負担が蓄積した筋肉は収縮して硬くなっていきます。

そんな筋肉をストレッチすることによって、痛みや疲労が回復しやすくなるのです。

 

 

しかし実際には、当院に初めて来られる方の9割以上が、ストレッチ習慣がないということが現実です。

 

歯の健康にとってのセルフケア習慣が歯磨きやフロス・マウスウォッシュならば、

全身の筋肉、運動機能の健康にとってのセルフケア習慣がストレッチ』になります。

 

 

あなたは歯磨きを毎日すると思いますが、ストレッチは毎日していますか?

 

腰や首・肩などの痛みに耐えられなくなって来られた方は

「普通に生活できることがどれほどありがたいと思ったことか」と言います。

 

筋肉や関節は皮膚の下にあって視覚的に認識しづらい分、悪くなっていることにも気づきにくいです。

なので、調子の良い悪いに関係なく、ストレッチを習慣にしていけば自ずと健康へとつながっていきます。

 

あなたも健康な肉体でいつまでも動き続けるために、歯磨きをするくらい当たり前に、ストレッチやセルフケアをする習慣を作りませんか?

 

 

もし、「自分に合うセルフケアがわからない」「どこをストレッチしたらいいかわからない」という方はお気軽にご相談くださいませ。

 

睡眠不足になると肩こりもひどくなる?

2023年12月2日

 

そもそも睡眠不足とは

慢性的に睡眠時間が短い人は、睡眠負債が溜まっていると考えられます。

睡眠負債が溜まっている状態のことを、医学的に「行動誘発性睡眠不足症候群」といいます。

ただの寝不足ではすまされず、睡眠障害の一種とみなされているのです。

 

睡眠負債をかかえている人の体にはさまざまな悪影響がおよんでいる可能性があります。

例えば、肥満や高血圧、糖尿病は、その代表的な例です。

最近では、がんや認知症にも関係があるといわれています。

 

 

なぜ睡眠不足になると肩こりになる?

睡眠不足と肩こりには、以下の2つの関係性が考えられます。

睡眠不足による筋肉の緊張

睡眠不足になると、筋肉の緊張がしやすくなります。

これは、睡眠不足によって、筋肉の修復や回復が十分に行われないためです。

そのため、睡眠不足の人は、肩こりなどの筋肉の痛みやこりに悩まされやすくなります。

 

睡眠不足による自律神経の乱れ

睡眠不足になると、自律神経のバランスが乱れます。

自律神経は、心拍数や血圧、体温などの内臓の働きをコントロールする神経です。

自律神経のバランスが乱れると、血行が悪くなり、肩こりなどの痛みを引き起こしやすくなります。

 

 

睡眠不足による肩こりが悪化する原因

 具体的には、睡眠不足によって以下の症状が現れると、肩こりのリスクが高まります。

 ・頭痛

・めまい

・吐き気

・イライラ

・不安

・集中力の低下

 

肩こりは自律神経と大きく関係しているのでストレスなどが引き金で悪化する可能性が高いです。

 

 

肩こりをひどくさせないために

 睡眠不足が原因で肩こりが気になる場合は、以下の対策を試してみてください。

睡眠時間を十分に確保する

 成人の場合、1日7~8時間の睡眠が推奨されています。

睡眠時間を確保することで、筋肉の緊張をほぐし、自律神経のバランスを整えることができます。

 

 姿勢を改善する

また、肩こりの原因となっている姿勢や動作などを見直すことも大切です。

例えば、長時間同じ姿勢でデスクワークをしたり、片方の肩に荷物を長時間かけたりしていると、肩こりの原因となります。

適度な運動やストレッチで、首や肩の筋肉をほぐすことも効果的です。

 

 

睡眠がもたらす5つのメリット

最後に【睡眠がもたらす5つのメリット】をご紹介します

疲労回復効果

睡眠時には成長ホルモンが分泌され、効率的に身体の疲労を解消しエネルギーを蓄積していきます。

 

記憶の定着と排除

睡眠中に脳は情報を整理し、記憶の定着を助けます。

寝る子は育つは本当です。

また、記憶の整理や不要な情報を削除(嫌な思い出)する時間でもあります。

日々学ぶことが多い人ほど睡眠の質は高くなりやすいのです。

 

脳の掃除

睡眠時は記憶の整理だけでなく、一緒に脳のゴミ(アミロイドβ)を掃除する時間でもあります。

ただし、深い睡眠が取れていないとこの掃除の効果が低くアルツハイマー型認知症の危険性などを高めます。

 

生活習慣病の予防

良質な睡眠は高血圧、糖尿病、肥満などの生活習慣病のリスクを低減する助けになります。

実際睡眠は80を超える病と関係していると言われているため、日々の健康維持にとても重要な要素となります。

 

免疫力の向上

充足した睡眠は免疫システムの正常な機能に必要不可欠です。

睡眠中に体が抗体を産生し、炎症を抑制する働きを強化します。

これにより、感染症への抵抗力が向上し、健康を維持します。

 

 

 

このような素晴らしい睡眠効果を効率よく得るためには、睡眠の質を上げることが大切になってきます。

睡眠不足で肩こりが辛い方に向けて施術だけではなくアドバイスも行なっておりますので、ご気軽にご相談ください。

ストレートネックによる肩こり

2023年12月2日

 ストレートネックは、頭の位置が本来よりも前方にずれてしまうため、首や肩に大きな負担がかかります。

頭の重さは約5kgと言われており、ストレートネックになると頭が前に突き出るため、首や肩の筋肉が過剰に働いて、肩こりを引き起こすのです。

 

ストレートネックによる肩こりの原因

具体的には、以下の2つの理由により、肩こりを引き起こします。

 

首の筋肉の緊張

ストレートネックになると、頭を支えるために首の筋肉が緊張します。

この緊張が続くと、筋肉が緊張して肩こりを引き起こします。

 

神経の圧迫

ストレートネックになると、首の骨が正常な位置からずれ、神経が圧迫されることがあります。

神経が圧迫されると、肩や腕に痛みやしびれなどの症状が現れます。

ストレートネックは、肩こりの原因として非常に多いと言われています。

 

 

ストレートネックによる肩こりを改善するために・・・

ストレートネックによる肩こりを改善するには、首の筋肉を柔らかくして、首の骨本来のS状のカーブを手に入れることが重要です。

首の骨が正しい位置になることで、神経の圧迫も改善します。

 

 

また、ストレートネックによる肩こりがきつくなると ・頭痛 ・めまい ・吐き気 ・耳鳴り などの症状に繋がる場合もあります。

ストレートネックでお悩みの方はご気軽にご相談くださいませ。

運動不足解消に”ウォーキング”が一番いい理由とは?

2023年11月28日

『歩く』ということは、私たち人間にとって必要不可欠な動作・運動です。

 

普段から運動不足になりがちな人は最悪の場合、将来早い年齢で寝たきりになるリスクが高くなります。

というのも、歩かない→歩くための筋力が低下→歩けなくなる→動けなくなる→寝たきり」

という負のスパイラルにつながりやすいためです。

 

そこで今回は、運動不足の人にとって『ウォーキング』が一番おすすめの理由を解説していきます。

 

手軽に始められる

ウォーキングは、特別な道具や場所を必要とせず、誰でも気軽に始められる運動です。

毎日の通勤や通学、買い物などの日常生活の中で、少し歩く時間を増やすだけでも効果があります。

 

有酸素運動で脂肪燃焼に効果的

ウォーキングは、有酸素運動の一種です。

有酸素運動は、筋肉を動かすエネルギーとして酸素を使うため、脂肪を燃焼させる効果があります。

ウォーキングを継続することで、体脂肪を減らしてダイエットや体重管理に役立ちます。

 

筋力アップや骨粗しょう症予防にも効果的

ウォーキングは、全身の筋肉を使う運動です。

そのため、継続することで筋力アップや骨粗しょう症予防に効果的です。

また、歩く際には姿勢を正しく保つ必要があるため、インナーマッスルの活性化姿勢改善にもつながります。

 

ストレス解消やリフレッシュにも効果的

ウォーキングは、心身ともにリフレッシュできる運動です。

歩いていると、脳からセロトニンドーパミンなどの神経伝達物質が分泌され、気分が落ち着いたり、やる気が出たりする効果があります。

また、外を歩くことで、季節を感じたり、景色を楽しんだりすることで、気分がリフレッシュされ、ストレス発散にも効果的です。

 

継続的に行うために

運動不足な人でも始めやすいと言われるウォーキングですが、なにより継続的に行うことが大切です。

継続的に行うためにも、「毎日1時間歩く」などの高いハードルではなく、「まずは15分だけ歩いてみる」「週2回だけ歩いてみる」など、軽めのハードルからはじめて、徐々に運動量をふやすようにしてみてください。

 

一気に運動不足を解消したいなら楽トレもおすすめ

また、当院で行う『ハイボルト治療』『楽トレ(インナーマッスルトレーニング)』は、運動不足によって凝り固まった筋肉を柔らかく使えるようにしたり、効率よく鍛えることが可能です。

ウォーキングと同時進行で行うことで、より高い効果を得ることができます。

 

このように、ウォーキングは運動不足解消に効果的なだけでなく、さまざまな健康効果が期待できる運動です。

運動不足を感じている方は、まずはウォーキングから始めてみてはいかがでしょうか。

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