king of インナーマッスル 腸腰筋とは~その弐~
2024年03月29日
こんにちは!
こころ整骨院の丸谷です。
本日も「腸腰筋」についてお話していきます。
今回は腸腰筋の場所・機能についてお話していこうと思います。
腸腰筋の場所
付着部は腸骨窩・胸椎12番目・腰椎1~5番目から大腿骨小転子まで付きます。
簡単に言うと、腰の骨→骨盤の中→股関節につく筋肉です。つまり腰の症状、骨盤の歪み、股関節の症状に大きく関係してくると言えます。
機能・働き
腸腰筋の主な働きでいうと
股関節の屈曲、外旋
足を上にあげる、股関節を曲げる
重心を股関節の直上に置く
人間の重心(=釣り合っている点)は骨盤の中にあります。この重心の位置を調整しているのも腸腰筋です。
骨盤から上にある内臓、上半身を支える
「腸腰筋~その壱~」でお伝えしたように腸腰筋は内臓の保持、上半身と下半身を繋ぐ役割をしています。
日常生活と腸腰筋
つまり!!!
座っている時(デスクワーク中)や立っている時(家事、電車の中)や歩いている時(営業中)などすべてのタイミングの姿勢を作っている筋肉が腸腰筋です!!
内臓症状との関係性
また、大腸・腎臓のすぐ裏を通っていることから内臓の機能にも深く関わってきます。
腸内環境の悪化
腸内環境の悪化により、大腸の炎症、毒素の流出(腎臓)が起こります。その結果、近くを通っている腸腰筋の筋緊張をうみます。そして、腸腰筋の緊張、こわばりが便秘や内臓下垂などの症状を引き起こす原因になります。
まとめ
私たちが日常生活で送る中で、腸腰筋は姿勢を保ち、内臓の位置を保つなど重要や役割を無意識に続けてくれています。
この働き者の機能が落ちると・・・
次回は腸腰筋がダメになりやすい習慣・クセについてお話していきます。
私の今の腸腰筋の状態を知りたい!!!
そんな方は一度当院で腸腰筋の機能面、筋力面を検査してみてはいかがでしょうか。