インナーマッスルが「落ちにくい筋肉」と言われる理由とは?

2024年06月7日

インナーマッスルは一度鍛えると、そう簡単に落ちない」と言われています。

当院でもこのように患者さんにお伝えすると、みなさん「なぜ?」という反応をされます。

そこで今回はインナーマッスルが落ちにくい筋肉である理由を解説していきます。

 

なぜインナーマッスルは落ちにくいのか? 

筋肉にはインナーマッスルとアウターマッスルの2種類があり、

それぞれ異なる性質・役割を持っています。

 

インナーマッスルは体を支える役割

アウターマッスルは体を動かす役割

筋肉は、1日で30%使っていれば維持ができ、60%使えば強化ができます。

 

ジムで体を動かして鍛えるウェイトトレーニングはアウターマッスルを鍛えます。

例えば、100kgを持ち上げる筋肉なら、定期的に30kgを持ち上げないと、そのアウターは維持できませんよね?

つまり、アウターマッスルは動かし続けないと簡単に落ちてしまいます。

 

対してインナーマッスルは、日常生活で30%を十分に使っているため、そう簡単に落ちないのです。

 

それでもインナーマッスルが落ちる人は?

いくら落ちにくいとはいえ筋肉なので、使わなければゆっくりですが落ちていきます。

そのペースは1年でたったの1%です。

 

インナーマッスルが低下しやすくなる条件として、

・デスクワークで座っていることが多い

・机や椅子にもたれたることが多い

・家では横になってゴロゴロしている

ことがあげられます。

 

インナーマッスルは骨の成長とともに強くなり、身長が伸びなくなったタイミングがピークなので、20歳ぐらいが最大です。

 

もしあなたが今30歳なら10%低下50歳なら30%も低下している計算になります。

 

最近

「疲れやすいな〜」

「腰痛が治りにくいな〜」

「お腹が出てきたな〜」

という方は、“歳のせい”ではなく、『インナーマッスルの低下のせい』かもしれませんよ?

 

自分でインナーマッスルだけを鍛える方法は?

それなら自分でインナーマッスルだけを鍛える方法はあるの?

不可能です。

 

なぜなら、インナーマッスルは無意識で働く筋肉のため、インナーマッスルするだけを動かすということができないからです。

 

どうやって鍛える?

インナーマッスルは「支える筋肉」なので

1、不規則な動き

2、バランスをとるような動き

3、反復的な動き

4、ストレッチ

 

長期間繰り返すことにより徐々に強化されていきます。

したがって短期間でインナーマッスルを鍛えるのは困難です。

 

誰でも簡単にインナーマッスルを鍛えられる!

鍛えにくいけど、一度鍛えると落ちにくいインナーマッスル、

当院で行うことができる『楽トレ』なら効率よく一気に鍛えることが可能です。

痛みの予防・改善から美しい姿勢や見た目の変化まで、あらゆるニーズにお応えします。

まずはお気軽にご相談くださいませ。