痛みが出る前の『予兆』に気づいていますか?
2024年10月30日
痛みは体の警報システム
痛みは、体の「警報システム」としての役割です。
痛みを感じることで、私たちは体に何か異常があることを認識します。
首肩の痛みや腰痛などはほとんどの場合、
日常生活の「姿勢」や「繰り返し行う動作」によって負担が蓄積した結果、痛みとして出てきます。
車で例えると、”どこかが不具合を起こし、まともに走れなくなっている状態”です。
治療によって痛みが一気に取れたとしても、姿勢の改善や日々の負担を減らすことをしていかないと、再発したり関連する他の部位に痛みが出たり、ということも起こってきます。
治療やセルフケアを行う適切なタイミングは?
ほとんどの場合、痛みが出る前の予兆として
『痛くないけど違和感ある』
『痛くないけど疲れが溜まっている』
『痛くはないけど筋肉が張っている』など、“いつもと違うな”と気づくことがあります。
そのときが、セルフケアをしたり病院や整骨院へ行く適切なタイミングです。
逆に最も体に悪いことは、「いつか良くなる」「まだ大丈夫」と我慢し続けること。
これは身体からの警報を無視しているようなものです。
予兆を感じることもなく急に痛みを感じた場合は、仮に小さな痛みであっても、我慢せずにすぐに整骨院や病院へ行くことをおすすめします。
まとめ
セルフケアや病院・整骨院へ行くタイミングとして、『痛みだけ』を基準に考えることは適切ではありません。
体の「違和感」「疲労感」「張り感」など、痛みの予兆を感じたタイミングが最も適切です。
痛みが出たり、すでに痛みがある場合は、痛みが小さいうちに対応していくことをおすすめします。
痛みによる「体からの警報」が鳴る前に、ご自身の体についてしっかりと理解し、痛みの出ない体づくりをしていきましょう。
当院では、痛みを抑えるだけでなく、原因や解決方法などについてもしっかりお伝えさせていただきます。
急な痛みや繰り返す痛みでお悩みの方はお気軽にご相談ください。