なぜ猫背の方が楽なのか?
2024年11月22日
目次
なぜ猫背の方が楽なのか…
あなたは、背筋を伸ばした「いい姿勢」と
力を抜いた「猫背の姿勢」どちらが楽に感じますか?
いわゆる「いい姿勢」というのは本来
「身体にとって最も負担の少ない姿勢」
と言えるでしょう。
しかし、いい姿勢でいる方がツラく、猫背の方がラクという方が多いと思います。
長年の癖がついているから
長年、身体を丸めた猫背の状態の方は猫背でいることが普通で、伸ばした方が違和感があるのは当然のことです。
また、丸めたポスターのように、まっすぐ戻してもクルっと元に戻ってしまいます。
よい姿勢をキープするだけの筋力がないから
姿勢をキープするための筋肉を抗重力筋と言います。なかでも骨盤、腹筋周りのインナーマッスルが使えてない人が非常に多いです。
そうなると、姿勢が悪い→筋肉を効果的に使えない→筋力が衰える→姿勢をキープできない→姿勢が悪い…の無限ループから、なかなか抜け出すことができません。
筋肉を使わない=ラクだと錯覚しているから
前述したように、悪い姿勢は筋肉を上手に使えていません。
猫背であれば腹筋や背筋を使っていないせいで、
脳が「身体を休めている」、「リラックスしている」と錯覚し、ラクだと感じます。
しかし、実際は骨盤周りの筋肉を使っていないぶん、首や肩、腰などの筋肉に余計な負担を強いています。
その結果が、肩こりや巻き肩、ストレートネック、ヘルニアなどの症状として現れてきます。
楽に感じる姿勢=いい姿勢ではない?
猫背、背もたれにもたれかかった座り方、片方の足に体重を乗せた立ち方、脚を組む、頬杖をつく…などなど、一時的・短期的にはラクに感じるかもしれません。
しかし長い目でみれば、負担をかけている腰や膝、首や肩になんらかの不調が出てきます。
猫背の方がラク、と感じる方は、姿勢を維持するための筋肉が弱っている可能性があります。
改善策はトレーニング!!
猫背改善は様々なアプローチ方法がありますが、個人的に一番大切だと言えるのが、
インナーマッスルへのアプローチです。
理由1 悪循環からの脱出
インナーマッスルの特徴の一つに
「無意識のときでも働いている」
という点があります。
一度、骨盤を支えられるくらい、つまり、いい姿勢を無意識にキープできるくらいまでインナーマッスルを鍛えてあげると、
筋力が衰える→姿勢をキープできない→姿勢が悪い…の無限ループから抜け出すことができるのです。
理由2 好循環への突入
また、筋肉は最大筋力の20~30%以上の負荷がかかっていると筋力の維持が可能です。
(筋肉増強には40~50%の負荷が必要)
そして、座っている時は腰や背骨、骨盤に負荷が常にかかり続けている状態になります。
(ある研究によると立っている時の1.4倍の負荷がかかる。)
つまり、適切な期間や頻度でインナーマッスルトレーニングをやり遂げた方はその後、日常生活のただ「座っているだけ」でインナーマッスルの筋力維持を実現することができるのです。
まとめ
あなたの日常生活の「姿勢」は、あなたの お身体の悩みの原因であり、解決策でも あります。
・長年猫背だから治らないと諦めてる。
・筋トレはしんどくて続かなかった
・巻き肩やストレートネックを本気で改善したい
・本当に楽にトレーニングできるのかを体験してみたい
こころ整骨院で一緒に
「身体にとって最も負担の少ない姿勢」
を実現していきましょう!!