寒い冬こそ注意!水分不足で腰痛を引き起こす危険性

2024年01月16日

 

 腰痛は、日本人の約8割が経験する国民病です。
腰痛の原因はさまざまですが、そのうちの一つに水分不足が挙げられます。
とくに冬になると気温が低くなり、水分を取らない方が多いのではないでしょうか。

 

水分不足と腰痛の関係性

血流が悪くなる

水分不足になると、血液の濃度が高くなり、血行が悪くなります。
血行が悪くなると、筋肉に十分な血液や酸素が行き届かず、筋肉が緊張しやすくなります。
筋肉が緊張すると、腰に負担がかかり、腰痛を引き起こしやすくなります。

 

背骨のクッション性が低下する

また、水分不足になると、椎間板の水分が減少します。
椎間板は、骨と骨の間にあるクッションの役割を果たしています。
椎間板の水分が減少すると、クッションの機能が低下し、背骨に負担をかけて腰痛を引き起こしやすくなります。

 

水分不足と腰痛の関連性の研究

2019年にパキスタンで行われた研究によると、腰痛患者の61.5%が日常生活において、水分不足になると腰痛を感じやすいという報告もあります。

 

水分は意識して摂取する

水分不足を予防するには、水分を意識して摂取することが重要です。

理想は1日1.5ℓ〜2ℓの水分と言われています。

いきなりそんなには飲めないという方も、500mlのペットボトルをもう1本増やすくらいの目標で水分を摂取してみてください。