眠れない夜、寝たけど取れない疲れ。国民病とも言われる不眠症

2025年08月16日

不眠症とは

「なんだか最近、よく眠れないな、、、」「夜中に何度も目が覚めてしまう」「寝たはずなのに日中しんどいな、、、」もしあなたがそんな悩みを抱えているなら、それはもしかすると不眠症かもしれません。

厚生労働省によると、日本人の34人に1人が何らかの不眠症状を抱えていると言われています。

決して珍しいことではなく、誰にでも起こりうる身近な問題なんです。

そして、不眠と深く関係しているのが、私たちの体と心のバランスを保つ

自律神経」です。

今回は、不眠症と自律神経の関係、そして自律神経を整えて質の良い睡眠を手に入れるためのポイントについて、分かりやすくお話しします。

 

あなたはどのタイプ?不眠症の4つのタイプ

不眠症は、症状によって主に4つのタイプに分けられます。

 

  1. 入眠障害:布団に入ってもなかなか眠れない
  2. 中途覚醒:夜中に何度も目が覚めてしまう
  3. 早朝覚醒:朝早くに目が覚めて、それから眠れない
  4. 熟眠障害:ぐっすり眠った感じがしない、疲れが取れない

 

どのタイプにも共通しているのが、自律神経の乱れです。

日中のストレスや不安、スマホ・PCの使いすぎなどが原因で、心身を興奮させる交感神経が活発に働きます。

その結果、夜になっても活発なままになり、リラックスして眠りにつくための副交感神経がうまく働かない状態になってしまいます。

 

この状態が続くと、眠りの質が低下し、日中のだるさや集中力の低下、イライラ、さらには抑うつ気分など、心身の不調につながってしまいます。

 

睡眠の質をよくするポイント

規則正しい睡眠スケジュール

毎日同じ時刻に寝て、同じ時刻に起きる

体内時計が整い、自然な眠気が訪れやすくなります。

 

概日リズムの調整

毎日決まった時間に太陽の光を浴びることで、体内時計がリセットされ、夜にメラトニン(睡眠ホルモン)が分泌されやすくなります。

 

 

快適な睡眠環境

寝室を暗くする

部屋をできるだけ暗くすることで、メラトニンの分泌が促進されます。

 

適切な室温と湿度

就寝時の理想の室温は25~28程度、湿度は50~60%程度が良いと言われています。

 

日中の過ごし方

カフェイン・アルコールの摂取を控える

カフェインには覚醒作用があるので、夕方以降に摂取することで就寝モードに切り替えづらくなることもあります。

また、就寝前のアルコール摂取は一見眠気を誘うように見えますが、睡眠の質を低下させ、夜中に目覚めやすくなります。

寝る前の飲酒は極力避ける方が良いです。

 

日中の光を浴びる

特に午前中に太陽の光を浴びることで、セロトニン(幸せホルモン)が分泌されます。

また体内時計が整い、夜の自然な眠気につながります。

 

就寝前のルーティン

リラックスできる活動

就寝の12時間前には、激しい活動やストレスを感じる活動は避け、ぬるめのお風呂に入る読書をする、ストレッチをするなど、リラックスできる活動を取り入れましょう。

 

デジタルデバイスの使用を控える

スマホやPC、テレビなどから発せられるブルーライトは、メラトニンの分泌を抑制し、脳を覚醒させてしまいます。

就寝の12時間前には使用を控えるようにしましょう。

 

他にも乱れた自律神経へのアプローチ法とは

乱れた自律神経にアプローチをする方法として鍼灸治療もあります。

鍼灸が不眠症に効果的な理由は、身体にはたくさんツボがあり、ツボを刺激することで自律神経に直接アプローチできるからです。

特に、不眠に効果的なツボが集まる頭部への鍼です。

頭部に鍼をすることで、脳の血流を良くし、自律神経をコントロールする部分に働きかけます。

これにより、夜になっても活発だった交感神経の興奮を鎮め、リラックスをもたらす副交感神経の働きを促すことができるのです。

 

まとめ

「どうして眠れないんだろう、、、」「寝たはずなのに日中しんどいな、、、」と感じていたら、一人で悩まずに、ぜひ一度、ご相談下さい。

日本人の睡眠時間は、世界の国々と比べるととても短いとされています。

十分な睡眠をとることは日中のパフォーマンスが向上したり記憶力・集中力の向上、

ストレスの緩和などをもたらします。

心地よい眠りを取り戻し、心身ともに健康な毎日を送りましょう!!