最近疲れが取れない、元気がでない、、、なぜ?

2025年08月7日

 

最近、「何だか日中に元気がでない」「集中できない」「やる気が起きない」「あまり食欲がわかない」などの症状があり、思い返せばあまり眠ることができていないなと感じることはありませんか?

それはもしかすると身体面・精神面から自律神経が乱れているかもしれません。

その結果、不眠につながり日中さらに疲労感・倦怠感が出る負のループが続いている可能性があります。

 

そもそも自律神経とは

自律神経とは、私たちの意志とは無関係に身体の働きを自動的に調整してくれている神経のことです。

例えば、「心臓を早く動かそう」と意識しても動かすことはできないですよね。

身体の状態や環境に合わせて調整を行ってくれているのが、自律神経なのです。

 

自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2つに分かれます。

「交感神経」はいわゆる活動モード

「副交感神経」はリラックスモード

に作用すると言われています。

それぞれアクセルとブレーキのような働きがあり、この2つの神経が互いにシーソーのようにバランスを取り合っています。

これらは1日の生活リズムに合わせて交互に活発になり、身体の様々なバランスが保たれています。

 

自律神経のバランスがなぜ乱れるのか

要因は様々ですが、大きくわけて4つあります。

 ①ストレス

自律神経の乱れに大きく関係していると言われているのがストレスです。

イメージ的には、ストレスに対して身体を戦闘態勢にするため、交感神経が活発に働きます

例を挙げると、心拍数を上げたり、血管を収縮させたり、瞳孔を広げたりします。

このように人は身体的・精神的ストレスを過度に感じると交感神経が優位になり、自律神経の乱れにつながります。

 

 

②生活習慣の乱れ

人には生体リズムがあって、朝の起床時から交感神経が優位になり、夜の就寝前になると副交感神経が優位になってきます。

しかし、不規則な勤務(夜勤など)、偏った食生活、夜更かしによってこの生体リズムに影響を与え、自律神経が乱れることがあります。

 

 

③季節の変化

季節の変わり目は気温の変化や気圧の変化が大きいです。

その環境に身体が順応しようとして、より自律神経の働きが活発になることで普段のバランスが乱れてしまいます。

 

 

④ホルモンバランスの乱れ

女性の月経周期や更年期などはホルモンの変動が大きく、自律神経が乱れやすくなります。

男性でも加齢によりホルモンバランスが変化し、自律神経に影響する場合があります。

 

自律神経が乱れることで起こる身体の症状

自律神経が乱れることで身体に様々な症状がでることがあります。

 

例えば、

・倦怠感、疲れやすい

・安静にしているのに心臓の鼓動が激しくなる(動悸)

・立ちくらみ、ふらつき

・頭痛

・肩こり

・不眠 など

 

これは自律神経が身体のあらゆる部位とつながっているため、症状が様々な場所に出ることがあります。

 

自律神経を整えるには

・生活リズムを整える

自律神経でもっとも大切になってくるのが、交感神経と副交感神経のバランスです。

このバランスを整えるためにまずは「生活リズム」を整えましょう。

朝、日の光が目に入ると交感神経が優位になります。

さらには脳内で働く神経伝達物質の1つであるセロトニンが分泌されます。

このセロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれていて、精神の安定や心の健康にも深く関わっています。

夜は副交感神経が優位になってくるので、寝る前は極力スマホやパソコンの画面を見ないように心がけましょう。

それらの光により逆に交感神経が働き、眠ることができなくなったり、睡眠の質が低下したりしてしまいます。

しっかり睡眠を取ることで、身体の疲れを回復し、生活リズムを整えましょう。

 

・バランスのよい食事を心がける

忙しいと朝食を抜いてしまうこともあるかとは思いますが、しっかり朝からご飯を食べ、3食バランスの良い食事を心がけましょう。

腸内環境は自律神経と密接に関係していると言われています。

積極的に食物繊維や発酵食品を食事に取り入れることも効果的です。

 

 

・適度な運動をする

ウォーキングやヨガ、ストレッチなど軽い有酸素運動は交感神経と副交感神経のバランスを整えてくれます。

1回30分ほどリラックスしながら無理のない範囲で行いましょう。

 

 

・鍼灸や東洋医学的アプローチ

身体には多くのツボが存在し、そのツボを刺激することで心身の様々な不調に対して効果があると言われています。

過剰に働いている交感神経を鎮静化し、副交感神経を優位にすることでリラックス効果をもたらします。

 

例えば

「合谷」

「万能のツボ」としても有名です。

このツボは手の甲側で、親指と人差し指の間でくぼんでいる所にあります。

人差し指の骨に向かって、気持ちいいと思うくらいの強さで押してみてください。

この合谷は副交感神経を活発にすることで、自律神経の乱れからくる肩こりやストレスの緩和、眼精疲労などにも効果があります。

 

「太衝」

このツボは、足の親指と人差し指の骨を指先からなぞっていき、おおよそ2つの骨が交わる所にあります。

こちらも気持ちいいと思うくらいの強さで押してみてください。

この太衝は、東洋医学用語でいうと疏肝理気といって、身体の中で滞っている気を流してくれる役割があります。イライラやストレスからくる頭痛や目のかすみなどにも有効です。

 

まとめ

自律神経は自分でコントロールすることができないからこそ、乱れないようにする工夫が大切です。

不調をきたす前に、日々の生活を少しばかり振り返ってみて、今日からできることを少しずつでも行ってみてくださいね。