雨の日に体調が悪くなるのは?
2023年04月13日
目次
皆さん雨の日や雨が降る前日などに”体の不調”や”痛み”が出ることはないですか?
実はこの現象は身体をコントロールする自律神経の不調や乱れが原因によるものです。
自律神経が乱れる原因はストレスのほかに気圧によって大きく影響されます。
自律神経は交感神経・副交感神経の二つに分かれそれぞれ違う働きをし、体をコントロールしています。
交感神経→緊張しているときやストレスを感じるときに優位になる
副交感神経→寝ているときや、休んでいるとき、リラックスしているときに優位になる
このそれぞれの神経のコントロールを乱すのが
ストレス・気圧の変化によるものです。
気圧の変化に反応するのは身体の平衡感覚をつかさどる内耳
と呼ばれる器官だと言われています。
内耳は急激な気圧の低下や上昇をセンサーで感知し、その情報が脳へと伝わり交感神経・副交感神経のバランスが乱すとされています。
さらに気圧の低下はヒスタミンという発痛物質を増やし、交感神経の興奮を高ぶらせ、体に痛みまで生じさせてしまいます。
逆に副交感神経が活発になりすぎると休みすぎて、倦怠感や重だるさを感じるようになります。
これは休日などに寝すぎたり、体を全く動かさないと出る倦怠感も同じようなメカニズムです。
二つの対策
こんな時に試していただきたいのが
”耳の後ろを温める”、”呼吸を整える”
です!!
耳周りの血行が悪くなると平衡感覚をつかさどる内耳がむくみ、過敏に反応しやすくなります。
そのため天気が悪くなりそうなときは耳の後ろをタオルやあったかいペットボトルなどで温めてみてください!!
次に呼吸法はしっかり深呼吸をすることです!腹式呼吸は自律神経を整える役割があります!
この二つの対策は簡単にご自身でできることです!!
雨の日に体調を崩しやすい方は一度試してみてくださいね!