日常生活で“筋肉にかかる2種類の負担”とは?
2023年07月20日
首肩こり・腰痛・疲労など、さまざまな症状がありますが、全てにおいて『筋肉への負担』が関係しています。
その筋肉へかかる負担の特徴として、以下の2つが大きく関係してきます。
反復的な負担
継続的な負担
今回はこの「2種類の負担」と、それぞれに合う「対策・対処法」について解説していきます。
反復的な負担
反復的な負担とは、ある一定の筋肉に繰り返し負担がかかることです。
日常生活でいえば、
・立ったりしゃがんだりを繰り返す
・重い荷物を何度も持ち上げたり運んだりする
などのように、比較的動いていることが多い方がかかりやすい筋肉の負担です。
同じ部位や同じ筋肉に反復的に繰り返しかかる負担によって、痛みへとつながります。
継続的な負担
継続的な負担とは、同じ筋肉に対して長時間負担がかかり続けることです。
例えば、
・悪い姿勢でデスクワークをする
・車の運転で長時間座っていることが多い
・立ち仕事でじっと立っていることが多い
など、座りっぱなしや立ちっぱなしなど同じ姿勢で長時間過ごすことが多い方にかかりやすい負担です。
この負担は、肩こりの方に非常に多い傾向があります。
対策・対処法
よく反復的な負担がかかっている方にオススメなのは、『ストレッチ』です。
反復的な負担というのは、簡単にいうと「同じ筋肉ばかりが収縮を繰り返している状態」です。
収縮して固まった筋肉をストレッチで伸ばしていくことで、痛みの予防や改善につながります。
よく継続的な負担がかかっている方にオススメなのは、『ウォーキング』や『ラジオ体操』などの軽めの運動です。
運動不足(動かないことが多いこと)によって出ている症状がメインなので、軽めの運動を取り入れるだけでも効果的です。
いずれにしても、日常の姿勢やよく行う動作によって体への負担はかかります。
その中で「自分に合うストレッチや体操を習慣化」し、痛みの出にくい体を手に入れましょう!