なぜ『インナーマッスル』が重要なのか
2023年08月18日
最近はテレビや雑誌などでも「インナーマッスル」という言葉をよく目にしますが、
なぜそれほどまでにインナーマッスルが重要なのか、あなたは知っていますか?
今回は、人間にとってインナーマッスルがどれだけ重要なのかを解説していきます。
そもそもインナーマッスルとは?
あなたはインナーマッスルと聞いてどういう筋肉か想像できますか?
よく言われるのは、「体幹の筋肉」とか「腹筋」のイメージです。
しかしインナーマッスルというのは、部位や場所ではなく、体の奥深くにある筋肉(深層筋)全てを指します。
なので、肩や腕、足など全身に存在しています。
その反対が体の表面上にあるアウターマッスル(表層筋)です。
つまり、インナーマッスルとアウターマッスルは部位ではなく「深さによって違いがある」ことになります。
インナーマッスルの働き
インナーマッスルは主に、①『骨格の安定性』②『長時間働く』③『内臓脂肪の燃焼』に特化した働きを持っています。
①骨格の安定性とは、簡単にいうと「支える」役割です。
骨格を支えバランスを取ることで、さまざまな動きを滑らかにすることができます。
自身の体さえも支えられない状態なると、負担が増して「痛み」や「歪み」の原因になります。
②インナーマッスルは「長時間働く」(持久力)という特徴も持っています。
長時間働くことで良い姿勢の維持や、長時間動き続けることを可能にしています。
つまり、「見た目の美しさ」や「健康に活動し続ける」ためにはインナーマッスルが必要不可欠なのです。
③インナーマッスルは「内臓脂肪の燃焼」を促進します。
内臓脂肪が過剰に増えると、悪玉コレステロールが増加し、動脈硬化や血栓のリスクが高くなると言われています。
インナーマッスルの重要性とは?
上記で述べたようなことから、インナーマッスルが低下すると
・猫背や姿勢の悪化
・疲れやすい、疲れが取れない
・動くことや歩行がつらくなる
・将来寝たきりになる可能性が高くなる
・肩こりや腰痛など、痛みの原因になりやすい
・メタボになりやすい
・動脈硬化や血栓など病気のリスクが高くなる
というような状態になりやすいです。
それだけインナーマッスルは『健康』『見た目の美しさ』において重要なのです。
当院では、インナーマッスルに特化した治療やトレーニングを行っています。
今のお身体に不安やお悩みがある方はお気軽にご相談くださいませ。